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KJSレポート

 


 
KJSレポート99-5(レポート99-2関連)
木造建築物における典型的な施工不備! Dハウスグループ会社
土台水切りは外壁に設置する部材ではありません!
No.99-5 - 2021/2/1

KJSレポート99-2では、基礎立上げ部分の埋込による床下換気不良・漏水・外壁通気不備等についてレポートしていましたが、同様に、設計図書に反して基礎天端より外周のテラスを上げたことに拠る不具合についてレポートします。

*木造軸組工法【新築】

〔コメント〕
 木質系建築物の場合、上記のようなことをすれば、漏水の発生、床下換気不良(結露・カビ)、及び土台木の腐朽等、建物の耐久性に関わる重大な問題が生じるため、建築知識のある者であれば絶対にしない施工です。そもそも、Dハウス(グループ会社)の設計図書ではテラスや地盤を土台木の側面(上端)まで上げる設計とはしていない。また、キソパッキンを埋め込む、或いは土台水切りを外壁に設置する設計とはしていない。設計図書違反は契約違反(瑕疵)です。

ところが、テラス等の設計高さが違うことについて建築主側が指摘をすると「防水措置をしているから問題ない、裁判でも何でもしてもらっていいですよ」などと開き直る始末! ※現に本件建物では基礎内漏水が生じている(最下段の写真参照)。

Dハウス(グループ会社)及び設計者(工事監理者)の不誠実な対応からすると、設計図書に反していようが漏水しようが知ったことではないということでしょうか。

 本件の掲載ないし公表等は、建築主の方のご意向でもあり、利害関係者の方でお問い合わせがあれば施工会社等の情報を提供します。本件建物では、ほかに絶対にしてはならない極めて悪質で危険な手抜き工事がなされており、当ホームページで随時掲載します。

以上、 KJS山﨑


 
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