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KJSレポート

 


 
KJSレポート99-2 追加写真 床下の激しい結露とカビ *木造軸組工法【新築】
No.99-2 - 2020/12/14

床下換気口(基礎外周)の半分以上を閉塞させているため、基礎内への漏水のみならず、換気不良により激しい夏季結露、及びおびただしいカビが生じている。
床下結露 激しい結露
①土台木のカビ、キソパッキン部の結露 ②床下断熱ボードの結露
③-1 調理室の床下(点検口蓋)はカビが繁殖! ③-2 同左

〔コメント〕
新築であるにも拘わらず、極めて不衛生な状態であり、子供(幼児)に限らず大人であってもアレルギー等の発症が懸念される。

建築基準法ではべた基礎とした場合等、必ずしも床下換気口を必要としていないとは言え、当然、設計図書に反する施工や、不衛生な状態(結露・カビ等)・建築物の耐久性を損なう施工を許容しているものではない。

そもそも、床下換気用としてキソパッキンや通気土台水切りを設置するとして設計(契約)しているにも拘わらず、これに反し、基礎外周の半分以上を塞がなければならない理由など全く無い。

以上


 
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