新築を計画しているAさんが当事務所においでになりました。
弊社の施工チェックをお願いしたいとのことです。
もちろん私も快諾し、Aさんの新築工事をお手伝いすることに。
さっそくAさんは契約予定の建築会社、Z社に赴き、KJSのチェックを受け入れるよう工事担当者に依頼しました。
すると驚いたことに担当者はこう言ったそうです。
担当者;「KJSは入れません。他の機関にしてくださいよ。他の機関ならOKですから。それがウチの社の方針です。」
Aさん;「え?なぜKJSだけダメなのですか?それっておかしいですよね。」
担当者;「あそこのチェックはきつくてさ。前回もずいぶん金を使わされたんだ。」
Aさん;「それは御社の施工がまずかったからではないのですか?」
担当者;「そう言われればそうだけど・・・。いいよ、うちの会社と契約してくれなくたって。もう帰ってよ。」
以前、Z社の建築現場をチェックした際、ひどい建築基準法違反等の手抜き工事がありました。
私がそれを指摘したことが、彼らのご機嫌を損なったようです。
Aさんは「自社のミスを棚に挙げて良くあんなことが言えますね。」と驚きながらもあきれた様子でした。
でも「契約前に建築会社の体質がわかってよかったです。」との言葉をいただけたのが救いでした。
Aさんは営業マンの甘い言葉しか聞いていませんでしたから、今回の事は驚きだったようです。
今、Z社は適切な工事をしているのでしょうか?
内情を知らずに家を建てている施主さんが、大きなトラブルに陥りませんように。と願わずにいられません。
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それから数日後、別の建築会社、Y社から電話がありました。
Z社のことが記憶に残っていたため、用心しながら電話を取りました。
と言うのは1年ほど前にY社の建築現場の不備を指摘したことがあったからです。
その際、Y社はかなり多額のお金を掛けて工事をやり直していたのでした。
身構えながら話を聞くと“なんと私に講演をして欲しい”という依頼です。
驚きました。
「もう一度原点に戻って、お客様に間違いのないものを提供したい。」との思いを担当者から伺いました。
初めは「私を取り込もうとするのでは?」と不安でした。
しかし、講演に集まった建築士、現場監督、職人さん、みんな真剣です。
私の下手な話を食い入るように聞いています。
「この人たちの決意は本物だ。」そう感じました。
きっとこの会社の家作りは、これからますます良くなって行くことでしょう。
仮に施工ミスがあっても逃げることはないでしょう。
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きっと一般のお客様には、Z社・Y社この二つの会社を区別し選択するのは難しいと思います。
どちらの会社も礼儀正しい営業マンが説明し、彼らの話を聞いただけで契約するのが一般的だからです。
でも、この契約は一生を左右する決定になります。
この二つの会社の落差は、天国と地獄に例えても決して大げさではない、と私は感じます。
私は願っています。
『ぜひ契約前に、安心して契約できる本物の情報を知って欲しい。』と。
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私が知っている業界の情報のすべてをあなたにご提供させていただきます。
きっと「相談に来て本当に良かったです。」と言っていただけると思います。
そして納得の上で幸せな家作りをすることをお勧め致します。
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