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メール・電話相談(お問い合わせ)Q & A        2009 NO-1

ご質問等の内容につきましては送信者の方々に配慮をし、当方で一部抜粋または、一部アレンジをさせて頂いておりますが、お問い合わせの趣旨が変わらないように考慮しています。


建築ジャーナルの2月号を読みました。K住宅と書いてありますが社名を伏せる必要があるのでしょうか?どこの住宅会社なのか皆さんはすでに分かっているのではないでしょうか?
社名をイニシャルとしていることには出版社である建築ジャーナルさんの、今回の関係者に対する配慮だと思います。
KJSとしても問題を提起することが目的です。真実を掲載(発信)して頂いたことに大変感謝をしています。

S一級建築士設計事務所です。外装材下地の施工方法(透湿防水シートの設置位置)については、貴社が言っていることは最もかも知れませんが北陸地方や関東・関西そして九州でも同じ工法でやっているところが十数社あるようです。今回のような問題を指摘すれば他社にも波及するのではありませんか?
ご意見ありがとうございます。他社の工法についても確かに当方でも数社を把握しています。しかし、現在のところ、当事務所とその建築会社の建物との接点はありませんし、現場を確認している訳でもありません。あとは建築ジャーナルを購読した、その建築会社や建築士事務所等がどのように考えるのか、それこそ企業倫理や人間性の問題だと思いますし、そのことをご存知の一般の皆さんの判断だと思います。
当事務所は建築の不備や瑕疵に関する法律や法人の番人とまではなり得ませんが、消費者エージェントとして社会貢献の一端を担うべく信念と志を持って活動しています。建築ジャーナルの掲載によって業界に一石を投じることが出来たのであれば幸いです。
貴社は設計事務所ということですが、建築士として工法の良し悪しは既にご承知であると思います。建築士としての使命や職責からして貴事務所としてはどのようにお考えでしょうか。

建築ジャーナルに掲載の内容は本当でしょうか。工法についてどちらが正しいのか分かりませんが特定の住宅会社を批難しているだけに思えるのですが?
掲載の内容は全て真実であり、真実以外のことは記事になっていません。定期購読誌の1ページの中で全てを伝えて頂くには限りがありますが、当KJSが伝えたかった真意は、やはり、何も知らない旧客や消費者に対し、何もリスクを説明もせずに契約をし、何も説明せずに引き渡していたことです。そして、指摘を受けた後、一度は非を認めて正しい位置に設置するよう社内通達をしていながら、方針を一変させ、さも最初から正しい施工方法であったかの如く、後で理由を付けて、今現在でもその施工不備を続けていることを問題としています。
私どもは、被害者ではありませんし、瑕疵であっても建築基準関係法令等に該当していない施工不備なのですから、これ以上追及をすることはできません。ただし、企業倫理や信義則に反することとして社会の皆さんに理解を求めました。後は、一般消費者の皆さんが今後どのように判断されるかでしょう。

只今、家族で建築を計画中のものです。知り合いからK住宅さんの紹介を受けたのですが、以前に建築ジャーナルを読んでいましたので気になっています。もし、このまま話をすすめてK住宅さんで家を建てるようになった場合、KJSさんに建築検査をお願いできるのでしょうか?
K住宅は今後インスペクターの受け入れは『特に断る理由はない』としながらも、既にKJSの建築検査を断られたお客様がいらっしゃいます。当方は特段に構いませんが、K住宅にとってKJSは特に煙たい存在のようですから受け入れは無理だと思います。後はそれでも良いか悪いかは貴方自身が判断なさって下さい。

≪コメント≫
建築会社にとって“差し支えのないインスペクターなら受け入れ、建築主の為に役に立つ第三者検査は拒否する”という建築会社を貴方は信用できますか。建築会社にとって煙たくないインスペクターなど本当に建築主(依頼者)の役に立つとは思えません。
KJSの建築検査は、建築会社やハウスメーカーなどと、一切、経済的利害関係を持たないことをポリシーとしていますので何か問題があれば、遠慮なくはっきりと物事を通します。それ以外に何か特別なことを行っている訳ではありませんし、特別なことを要求している訳でもありません。主に建築基準法等の法令違反や契約違反・判例等により瑕疵と判断されている事などを指摘しているにしか過ぎません。
建築会社にもプロの一級建築士が何人もいるのですから、KJSが行う指摘が間違っているのであれば、相当の費用を掛けてまでやり替え等をする必要はないはずです。従って、建築会社として自社の建築に自信があるのなら断る理由はないはずです。はっきり言って、KJSの建築検査を拒否する理由は“これ以上信用を落としたくない・利益を減らしたくない”などの理由によるものなのでしょうが、それだけ施工不備が多い、又は、多かったという証拠かも知れませんね!

K住宅さんは記事にあるような瑕疵などによって、企業として将来的に大丈夫なのでしょうか?
K住宅の今後の件については、現在の経営者の考え方や、既にK住宅で建築をし、引き渡しを受けられた方、そして、建築ジャーナルを購読された消費者の皆さんの考え方次第と思いますのでコメントをすることは出来ません。万一、何かがあったとしても、それは全て企業責任であると思います。

KJSさんで建築検査をして頂いたものです。その節は大変お世話になりました。将来にわたって安心な家造りができて、家族みんなで大変喜んでいます。第三者検査を是非、知り合いの皆さんにもお薦めしたいと思っています。
K住宅さんは私達の家を建築して赤字になったと言っていらっしゃるそうですが本当でしょうか?“大変住み心地の良い住まいを建築して頂いて、K住宅で建築して良かった”と感謝していたのに大変不愉快です。
業界では少しでも予定していた利益が減れば赤字という表現することがあります。仮にK住宅が言うように、丸々赤字だったとすれば、その金額に相当するだけの設計不備や施工不備の存在する住宅を作ろうとしていたことになります。例え指摘を受けたことにより利益の損失があったとしても、建築技術や知識不足、管理能力の無さという証ですから全て企業責任なのです。
全く気にされる必要はありません。

≪コメント≫
心無い経営者は何処にでもいるものです。自身が言った言葉が顧客の気持ちを傷つけていることや、自社の恥を曝していることに気付いていないのですから、本末転倒とはこのことでしょう。現在の経営者に望むことは無理かも知れませんが、せめて自社で建築をしてくれた顧客の気持ちを思いやるくらいの配慮は必要だと思います。

耐震補強工事を知り合いに発注したのですが、余りにも不透明な金額と工事内容なので着工して1週間で工事を止めさせました。外壁を一部壊している状態ですがどのようにしたら良いでしょうか?

質問-1;請負契約書はありますか?
・契約書も工程表も計画図面も有りません。最初は500万円と言うことでしたが、途中で工事代が膨らんでしまい、今では幾らになっているのか分かりません。
質問-2;その建築会社は建設業の許可は取得していますか?
・許可は取っていないようです。工種ごとに暇な職人を連れ来て仕事をさせているようでした。ですから、工事を止めてもらいました。
質問-3;その建築会社には建築士はいますか?
・建築士はいないようです。ただ、以前してもらった工事が大変良かったので、“これだけの工事ができるのであれば”と思い発注しました。
@.まず、その耐震計画の工事自体が既存の建物に必要、かつ、適正な計画になっているか分析が必要です。
A.工事代の内訳やその内容が不明確ですから、見積書の内容だけでもチェックする必要があります。
B.取り合えず、雨養生を自分でするか、無理なようであれば誰かに頼んでしてもらって下さい。
C.契約書が無くても契約は契約です。相手方も人材や材料など手配をした費用等は、どうであれ請求する権利があります。大きなトラブルになる可能性があると思われますので、1日でも早く専門の弁護士に相談して頂くことと、上記@〜Bと現場確認を専門家や信頼のできる建築士等に依頼して行って下さい。

≪コメント≫
今回のご相談に類似したトラブル事例は時々あるのですが、契約形態自体に関する問題と工事内容自体にも大きな問題が潜んでいるように伺えます。トラブルになった責任は発注者と受注者のどちら側にもあると思われます。

建築して1年半になるのですが、他にも色々と問題があって、引き渡しを受けていません。基礎工事の途中で生コン車が来ている時に雨が降ってきました。工事関係者の方が「こんな雨の日に大丈夫ですか」と誰かに聞いていました。基礎の立ち上がり部分を2/3程打ち終わった時点だったので、工事を途中で止めることが出来なかったのだと思います。現在、基礎の立ち上がり部分に幅1.0_以上の縦亀裂が3カ所ほどありますが、大丈夫でしょうか?
基礎礎立ち上がり部の亀裂については詳細な調査をしてみなければ分かりませんが、明らかに一線を越えた数値と言えます。また、雨天時に生コン打設を行うなどのことは、根本的に常識外れと言って良いでしょう。むしろ、降雨による影響が気になるところです。
過去にKJSで瑕疵検査を行った際に、降雨時に生コン打設を行い、雨養生さえしていなかった為にコンクリート自体が硬化不良を起こし、表面から2〜3p程度がボロボロになっていたという事例がありました。専門家に診てもらったほうが良いと思います。

≪コメント≫
この現場は生コンの打設時にも関わらず現場管理者が立ち会っておらず、生コン打設が終了するころになって現場に来たそうです。現場管理者と工事監理者が同一人物かどうかは分かりませんが、基礎自体に不具合が発生しているようであれば、当然、完了検査済証の交付は見合わせの可能性もあるでしょうし、工事監理者の監理不足又は監理ミスということが問題になるでしょう。

3年前に新築しました。ところが、あることが切っ掛けで1階ユニットバスの換気扇のダクトが外部に出ていなかったことが分かりました。勿論、外に出す工事をしてもらったのですが、建築会社は“特に問題ありません”と言っています。本当に大丈夫なのでしょうか?
ご相談のようなうっかりミスは当KJSにも年に1〜2件程度の相談があります。ご心配のように、使用時間や使用環境にもよりますが365日間、浴室から発生した湯気や湿気が1階の天井裏に充満していたことになるのですから、木質系の住宅では釘頭や構造金物が著しく錆びていたり、グラスウール等の断熱材が湿気を含み著しく断熱性能が落ちている場合があります。また、周辺の木材にカビの発生が見られることもありますし、ある建物では、木材より周辺のプラスターボードの方が含水率が高かったこともあります。その他にも不具合の発生は色々と考えられます。
従って、3年もの間ダクトが設置されていなかったことによる影響は全く無いとは言えません。その建築会社とは利害関係の無い専門家に調査をしてもらったほうが良いと思います。

≪コメント≫
ちなみに、過去には12年間にわたり換気扇ダクトが設置されていなかった例もあり、断熱材も釘類もボロボロになっていた実例があります。
本当は、うっかりミスであってもうっかりミスでは済まされない結果になっている場合があります。やはり、これも施工管理ミスでありその会社の管理体制やチェック体制の甘さが引き起こしたことです。調査の結果、何らかの不具合が発生しているようであれば、その程度にもよりますが瑕疵修補請求や損害賠償等の請求ができる場合もあります。

2年前に建売住宅を購入していました。ところが、1階ユニットバスの周囲(外壁に面する2面)に断熱材が入っていません。建築会社は“ユニットバス自体が断熱材としての役割をしているので特に問題ありません”と言っています。本当にそうなのでしょうか?
浴室(ユニットバス)の外壁側2 面ということは、浴室の位置は建物の角に位置していると思われますが、その2面に断熱材が設置されていないということは、どのような事を意味するのか説明します。
防湿と断熱構造上、外気と遮断されていない浴室側の湿気を含む外気が洗面室側、或いは台所側などを通して1 階天井裏全般に侵入している状態のはずです。つまり、その状態では建物自体が設計された防湿断熱構造となっていません。これは、建物の形状が上階部分がセットバックした建物・総2階建て・平屋建ての何れの構造についても同じことです。
改善方法としてはユニットバスを一度解体撤去し、その2 面に対し断熱材を正しく設置したうえでユニットバスを再設置するしか方法がありません。

≪コメント≫
このような施工不備は、KJSの建築検査や瑕疵検査においても時々見掛けることがあるのですが、現場職人や施工管理者の知識不足という外ありません。防湿や断熱構造というものを全く理解していないものの施工です。故意であっても無くても結果は同じこと。
只、一番困ることは、このような施工不備のある建物について建物自体の全般検査を行ったとすれば、得てして、その他の大中小の施工不備(瑕疵)が沢山出てきてしまう場合があることです。同じ建築会社で同じ職人が施工をしているのですから当然と言えば当然なのかも知れません。
特に建売住宅などを購入する際は、事前にその建築会社と利害関係の無い第三者のチェックをしてもらった上で購入の判断をされたほうが良いと思います。

これから建築をされる方は、最初から第三者検査を依頼しておくと有益です。
以上、KJS


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